旅をする本

旅をする木
(文春文庫)
旅をする木

広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。 その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。

その他の著作物
アラスカたんけん記
福音館書店たくさんのふしぎ傑作集の子供向け写真絵本。アラスカとの出会い、グリズリー、氷河、カリブー、白夜など、アラスカを旅して見たこと、感じたことを子供向けに分かりやすく書いている。2013年に韓国語版刊行。小学中学年から。   詳細
森へ
福音館書店たくさんのふしぎ傑作集の子供向け写真絵本。氷河が後退した後に長い時間をかけて育まれた原生林の世界に生きる動物たちや、かつてそこで暮らしていたインディアンの人々がつくったトーテムポールのことについて書かれている。2005年に韓国語版刊行。小学中学年から。   詳細
ナヌークの贈りもの
氷の世界で共に生きるホッキョクグマとエスキモーの少年との物語。ホッキョクグマの写真とともに構成されている写真絵本。ナヌークとはエスキモーの言葉でホッキョクグマのことをさす。第6回けんぶち絵本の里びばからす賞受賞作品。1996年に英語版刊行。   詳細
クマよ
福音館書店たくさんのふしぎ傑作集の子供向け写真絵本。星野の遺稿と使用写真のメモをもとに1999年に刊行された。「今同じ瞬間に、どこかでクマが生きている」そんな星野のクマへの深い思いが、語りかけるように書かれている。2004年に韓国語版、2006年に中国語版(繁体字)刊行。小学中学年から。   詳細